コロナ対策について(法的見地から)

 コロナウィルスの流行により,ここ多摩地域でも様々な事業が中止・自粛となっています。コロナウィルスの感染力からすれば,このような対応も「あり得ない」ことではないとは思います。しかし,コロナ感染を予防するために人と接触をしないというのは,人が人を疑う社会を作り出すものであり,私はあまり好ましいことではないと考えます。むしろ「コロナに感染しても大丈夫!」と言えるような社会作りを目指すべきだと思います。
 それはさておき,最近のコロナ自粛ムードに伴い,どのような法律問題が生じるか,原則論にしたがって簡単に考えてみました。以下,元も子もない回答ですが,要するに,こうした問題を解決するには「政府の政策発表を待つしかない。」ということです。 “コロナ対策について(法的見地から)” の続きを読む

保釈と口裏合わせ


某自動車メーカーの前会長が保釈されたというニュースが報道されています。その保釈条件は,住居入り口の監視カメラの設置,メールやインターネットの利用禁止など,厳しいものとされています。多摩オリエンタル法律事務所でも,刑事事件を受任すれば,保釈請求をすることは稀ではありません。しかし,今回のような保釈条件は,聞いたことがありません。証拠隠滅や口裏合わせの防止が目的とされていますが,果たして,そこまでしなければならないものでしょうか。
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多摩の歴史について

法律家の仕事は,証拠から真相を究明することです。歴史家も,歴史書(供述証拠)や遺物(物証)から真相を究明しようとする点で,法律家の仕事と共通するところがあります。そのためでしょうか,私は,歴史学に興味を持っていて,ときどき多摩の歴史を考察したりしています。
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人工知能(AI)の発達と弁護士業務の将来について

 昨年の話になりますが,海外で人工知能「裁判官」が開発されたとのニュースがありました。私のような法曹が起案する文章は,建前上は,すべて法律を根拠としており,“機械的”なものです。ですから,法曹分野は,人工知能による起案に馴染みやすいともいえましょう。このニュースは,「やっと現れたか」,といったところです。 “人工知能(AI)の発達と弁護士業務の将来について” の続きを読む