女性を土俵に上げて良いか否か

女性を土俵に上げないのは女性差別という議論がされています。このような女人禁制に合理的な理由がなければ,一定の批判は免れません。そこで今回は,この問題について多少の検討をしてみたいと思います。

歴史的に見れば,女性が土俵に上がってはいけない伝統というのは,存在しないように思います。そもそも,相撲が男子特有のスポーツかといえば,そうではなく,古くは女子相撲というのもあったようです。日本書紀では,雄略天皇の時代(457年-479年),女子に相撲をとらせたという記録があります。江戸時代には,女子相撲が興行として行われるようになったらしいです。
ところで,相撲は裸で行うスポーツです。この伝統は,相当古くから存在していたように思われます。既述の雄略天皇の記録でも,裸で相撲をとらせたようです。裸は,宗教的な意味もあるのでしょうが,見る者に性的な印象を与えます。このため,相撲が性風俗的に興行されることもあったようです。男女で取り組ませるということもあったようです。そこで,こうした下世話な興行から一線を画するため,女子を土俵に上げないしきたりが生まれたと推理しますが,真実はどうでしょうか。

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