最近「AIに聞いてきました」という相談者が増えてきました。けれども、その結果を聞く限り、弁護士として疑問を感じさせるAIの回答が多いです。おそらくは、相談者が、証拠の有無や相手方の反論などもふまえずにAIに質問していて、回答が一方的になっているためだと思います。そこで、法律問題をAIに質問するときには、どのようにすれば良いか、弁護士なりに考えてみました。
1 「相手方は、どのような反論をしてくると予想されますか?」
こちら側に主張があるときに、相手方がどのような反論をしてくるかは、なかなか予想しにくいものです。法律相談で弁護士が明確な回答ができないのは、この予想がなかなかできないからです。そこで、事前にAIが予想した相手方の反論を持ってきていただければ、法律相談の参考になるかもしれません。
2 「弁護士に、何を聞くのが良いと思いますか?」
そもそも法律相談では、弁護士に何をどのように聞いたらよいか分からないという人も多いのではないかと思います。そこで、事案の概要をAIに説明した上で、弁護士に対する質問項目を作ってもらうというのも良いかもしれません。法律相談の際に、見当違いな質問を用意されてくる方もいますが、それでも具体的な質問は弁護士も回答がしやすいです。見当違いな質問をされた時は、弁護士がそのように説明します。
3 「このような主張はできますか?」とは聞かない
やめた方が良いのは、AIに対して、自分の主張が正しいかどうかを聞くということです。この場合、AIが、相談者に媚びて迎合する回答をしてしまうおそれがあります。「相手方に対して損害賠償ができますか?」などの、相談者の期待が透けて見えるような質問も、避けたほうが良いのではないかと思います。
人間は、きまぐれな生き物です。その行動を論理的に予想することはできないので、その行動次第で左右される裁判の内容を予測することはAIにはできません。これが予想できるのは、法律だけでなく、人間をも知り抜いた、人間である弁護士だけであると、自分は考えております。こういうわけで、こと法律問題については、AIの意見は素人の参考意見であるという程度にとらえた方が、無難ではないかと思います。
~多摩オリエンタル法律事務所~
多摩センター駅徒歩3分。夜間・休日も対応いたします。債務整理のご相談は無料です。多摩市、稲城市の方からのご相談が多い事務所です。債務整理・離婚・相続・後見等の個人事件や、売掛金回収・倒産等の法人事件の実績多数あります。


法律相談は高度にプライベートな内容を取扱うもの、したがって「法律相談の録音はしないでください」と言う弁護士が多いと思います。多摩オリエンタル法律事務所ではどうかといいますと、結論としては「録音をしても構わない」ということになります。ただし、法律相談の内容を録音することは推奨せず、録音するときは、必ず事前にその旨を弁護士に申し出てください。
「知人が問題を抱えている」という法律相談ほど,歯がゆいものはございません。その「問題」というのは,借金を抱えているというものであったり,ネット詐欺の被害に遭っているというものであったり,配偶者が浮気をしているというものであったり,様々です。
多摩オリエンタル法律事務所には,何等かの「怒り」を抱えて相談に来られる方がかなりいます。それ相応の被害を受けての相談ですから,その怒りはやむを得ない物と受け止めるようにしておりますが,怒りに囚われすぎて法的アドバイスが耳に入らないという方もたまに来られて,それで弁護士としての問題解決のお手伝いができなくなってしまうこともあり,こちらも忸怩たる思いをしているところです。
緊急事態宣言が解除されたことを受け,多摩オリエンタル法律事務所では当面の執務時間を午前10時から午後5時までにすることといたしました。東京ではアラートが発令されておりますが,新たに緊急事態宣言が発令されない限りはこの運用に変更はありません。
コロナウィルスの流行により,ここ多摩地域でも様々な事業が中止・自粛となっています。コロナウィルスの感染力からすれば,このような対応も「あり得ない」ことではないとは思います。しかし,コロナ感染を予防するために人と接触をしないというのは,人が人を疑う社会を作り出すものであり,私はあまり好ましいことではないと考えます。むしろ「コロナに感染しても大丈夫!」と言えるような社会作りを目指すべきだと思います。
うまくいっている人は,多摩オリエンタル法律事務所のような,地域の弁護士事務所にはまず来ません。弁護士に相談するべきことがないからです。法律事務所に来る人は,“やられた人”,“やりたい人”,“やられそうな人”,“やってしまった人”,こんなところでしょうか。