遺産分割がまとまらない時に弁護士に依頼をすると,どうして解決するのでしょうか。
まず,弁護士は,話合いに臨むにあたっても,法的に根拠が無いことを主張することは滅多にありません。すくなくとも,多摩オリエンタル法律事務所ではこれを心がけております。このため,弁護士が横車を押して話合いを紛糾させることはなく,法律論にほんのちょっぴりだけ人情論を相手に伝えながら,冷静に話合いに臨んでいきます。
依頼人の中には,時として,相手方に対する反感を隠そうとしない人もいます。これでは,相手方も感情的になってしまい,かえって話合いがまとまらないこともあります。そこで弁護士は,余計なことを言って必要以上に相手方を刺激する言葉を用いずに淡々と交渉するので,相手方も話合いに応じやすくなります。
現実では,すでに当事者同士が対立していて,弁護士が入っても話合いがまとまらないというケースも少なくありません。しかし,弁護士は,どのようにもつれた遺産分割であっても,裁判所に調停を申し立ててれば,最後には審判という形で結論が出ることを知っています。そこで,依頼人が法的措置に出ることを覚悟しているのであれば,それを法的措置に出たくない相手に伝えることにより話合いをまとめることがあります。
また,結局話合いがまとまらなかった場合でも,弁護士ならば調停を申立て,それでも相続人が合意しないならば審判という形で遺産分割の解決を図ることができます。
このように,弁護士は,どのようにすれば話合いがまとまり,どのようにすれば話合いが決裂するかを知っていて,さらに法的措置によって結論を出す方法も知っているので,弁護士に依頼すれば遺産分割が解決するといえるのです。
~多摩オリエンタル法律事務所~
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