2017-12-12 多摩の弁護士で,刑事事件の示談交渉を相談されたことがない者はほとんどいないと思います。刑事事件の示談交渉の相談は,ほとんど加害者側からですが,被害者からの相談もたまにあります。
日馬富士の暴行事件の第一報を聞いて,私は,示談がすぐにまとまるのではないかと思いました。これまで多数の示談交渉を手掛けた経験からすると,仲間内の暴行事件で,加害者側も被害者側も相当な地位がある人で,事件を大ごとにすることはないだろうと,思ったからです。
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2017-11-10 うまくいっている人は,多摩オリエンタル法律事務所のような,地域の弁護士事務所にはまず来ません。弁護士に相談するべきことがないからです。法律事務所に来る人は,“やられた人”,“やりたい人”,“やられそうな人”,“やってしまった人”,こんなところでしょうか。 ...
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2017-10-11 会社の自己破産について,“資産が何もない”状態になって相談に来られる方がいます。話をさらに聞いてみると,信用は完全になくなって,売掛金が入る予定もないと言います。このような方でも,弁護士事務所に相談に来ていただきさえすれば,まだ救済の余地があります。問題は,“資産が何もない”ので,弁護士に相談することもできないと思っている方です。
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→ 続きを読む- 2017-09-15
当ホームページでもアクセスの多い「社長が死んだその時」をまとめたページをを法律相談Q&Aに追加しました。
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2017-09-08 弁護士をしていると,法曹とそうでない人との感覚の違いを実感させられることが多々あります。NHKで,昔話裁判という番組があります。例えば,そのカチカチ山で,タヌキに対する殺人未遂(?)で起訴されたウサギを擁護するネット上の声が多いようです。しかし,法曹の感覚では,ウサギに執行猶予判決が妥当と考える人は,むしろ少数なのではないでしょうか。 ...
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2017-08-04 平成26年の調査によると,全国の中小企業は約380万だそうです。中小企業基盤整備機構によれば,小規模企業共済に在籍しているのは約160万件だそうです。このように一般に普及しつつある小規模企業共済について,破産手続の観点から説明したいと思います ...
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2017-07-10 破産事件は,通常,介入通知発送→債権・資産調査→破産申立てという流れで進行します。特段問題がなければ,介入通知発送から1,2ヵ月で破産申立てまで完了します。ところが,会社を破産させる場合,関係者が多数いて,事案毎に違った問題を抱えているため,通常の進行を一口で説明することはできません。そこで今回は,会社をたたむときの課題を,いくつかのパターンに分けて,簡単に説明したいと思います。 ...
→ 続きを読む- 2017-06-07
先日,とある医師が書いたコラムが興味深かったので紹介します。最近医療ドラマで有名になった決めゼリフ「私,失敗しないので」というのは,あり得ないというのです。失敗したことがない医者がいるとしたら,それは経験不足の医者だろうということでした。 ...
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2017-05-09 多摩オリエンタル法律事務所は多摩センター駅近くに事務所を構えているため,多摩市の方や稲城市の方からの相談が多いです。そこで,今回は,多摩市や稲城市の方が,地元の弁護士に依頼するメリット・デメリットについて説明したいと思います。 ...
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2017-04-06
このところ,「他の弁護士に債務整理の依頼をしていたが,辞任されてしまったので,何とかしてほしい。」という相談が多いです。弁護士の辞任は,相談者本人に問題があるケースもあるので,余程のことがない限り,私が相談者にその辞任の当否を説明することはありません。ただ,話を聞いてみると,「債務整理に慣れた弁護士に依頼しなかったのだろうな。」と思われるケースも多いです。そこで今回は,債務整理を依頼する弁護士選びのポイントについて説明したいと思います。 ...
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