当事務所の事件処理方針について

当事務所の所長弁護士は,地元のロータリークラブに所属しています。ロータリークラブでは,4つのテストというものがあるのですが,その内容は,まさに当事務所の事件処理方針としたいところでしたので,ここで紹介したいと思います。


4つのテストというのは,「言行はこれに照らしてから,①真実かどうか,②みんなに公平か,③好意と友情を深めるか,④みんなのためになるかどうか」というものです。 これをなぜ,法律事務所の事件処理方針としたいのか,説明いたします。
① 真実かどうか
 裁判は,事実に法律を適用して結論をだす手続きです。裁判所に虚偽を主張して判決を書かせることが大きな不正であることは,言うまでもありません。当事務所は,常に真実を愛する法律事務所でありたいものです。
② みんなに公平か
 法律は,誰にも公平に適用されます,善人にも,悪人にも。法律相談を受けていると,手段を選ばず相談者を救いたいという気持ちになることがあります。しかし,その場合でも,法律を公平に適用して事件を解決することを心掛けたいものです。
③ 好意と友情を深めるか
 法律事務所の受任事件は,大抵,相手方がいます。そして,相手方と争って,依頼人の権利を実現するので,一定のしこりを残してしまうことは避けられません。しかし,当事者にしこりが残れば,それが将来どのような損害を生じさせるか分かりません。相手方との交渉にあたっても,「好意と友情を深めるか」を常に意識しておきたいものです。“倍返し”のようなことはせず。
④ みんなのためになるかどうか
 事件は,相手方だけでなく,利害関係人がいることも多いです。したがって,問題は依頼人と相手方との間だけで解決すれば良いというものではなく,関係者との調整も必要になります。その解決は,みんなのためになるかどうか。これを意識することが,将来にわたって依頼人の利益を最大化することだと考えております。

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