債務整理の広告で、「家族に知られることはありません」という事務所をときどきみます。債務整理をしたところで、必ずしも家族に知られるとは限りませんが、果たしてここまで言うことができるのか、私は非常に疑問に思っています。相談内容によっては、債務整理をすることを家族に知られることを覚悟しなければならず、あるいは家族に相談しなければならないこともでてきます。こういうわけで、多摩オリエンタル法律事務所では、「家族に知られずに債務整理ができます」ということはできません。
家族が保証人になっている借金の債務整理は、それをしたことが家族に知られることを覚悟するべきです。なぜならば、債務整理をするというのは、約束どおりの返済ができなくなったということであり、債権者はそのような場合に備えて保証人を立てるよう求めているからです。つまり、債務整理に着手する以上は、債権者から保証人に連絡がいくことを覚悟するべきです。
自己破産をする場合は、一般論として、配偶者に自己破産する旨を事前に相談しておくべきです。なぜならば、自己破産をする場合には、債務者の家計の状況を報告しなければならず、その際に配偶者の収入状況や、場合によっては資産状況に関する資料を提出しなければならないからです。ただし、中には配偶者に暴力傾向があるなどして、自己破産の相談が気安くできない場合もありましょう。そのような特殊事情がある場合は、自己破産を依頼した弁護士に、その旨を、きちんと説明しておきましょう。
任意整理をする場合は、そのような家計の状況を詳細に説明する必要もないので、必ずしも家族に相談することもないかもしれません。けれども、任意整理は、その負債を時間をかけて分割して支払うというものですから、どうしても「家族の理解」が必要となることがあります。そこで、「家族に知られずに」任意整理できるのは、例えば実家暮らしで、その収入のほとんどを自分で自由に使えるというようなケースなど、十分な収入がある場合に限られるように感じます。
家族としても、身内が借金に苦しんでいるというのは心苦しいもので、相談すれば何か手助けしてくれるところもありましょう。こういうわけで、多摩オリエンタル法律事務所では、債務整理をする場合には、事前に家族に相談されてから弁護士に相談されることを推奨しております。
~多摩オリエンタル法律事務所~
多摩センター駅徒歩3分。夜間・休日も対応いたします。債務整理のご相談は無料です。多摩市、稲城市の方からのご相談が多い事務所です。債務整理・離婚・相続・後見等の個人事件や、売掛金回収・倒産等の法人事件の実績多数あります。


多摩オリエンタル法律事務所は、個人法人を問わず、債務整理案件に注力しています。そうすると「依頼していた事務所へ着手金が払えなくなった」と相談される個人様がときどきいらっしゃいます。聞けば、着手金を分割払いにしていて、これが払えなくなったとのこと。弁護士も慈善事業をしているわけではないので、債務整理案件といえどもその事務の依頼を受けるからには、相当の着手金を請求させていただきます。けれども、世間では、債務整理に注力していると言いながら、依頼人に相当高額な着手金を請求している弁護士事務所、あるいは司法書士事務所があるようです。
会社をそろそろ閉業したい。
借金の整理の仕方は,①債権者と借金の返済方法について話し合う任意整理の方法と,②裁判所に借金の処理をしてもらう法的整理の方法の2種類に分類できます。法的整理の典型例は自己破産ですが,「破産」という言葉が持つ印象から,「破産」よりも任意整理を希望される相談者は少なくないです。
破産の相談が増えてきたように感じます。新型コロナウィルス流行に伴い,ここ数年,世間では相当に景気が悪い体感だったのではないでしょうか?それでも相応の補助金や融資,あるいは特別の返済猶予があって,辛うじて資金繰りをまわしていたところ,ここに来て,こうした援助が打ち切りとなり,ついには破産を決断するという方が増えてきたような感覚です。

コロナ禍で資金繰りが苦しくなる市民が増えて、債務整理の依頼が増えていくのではないかとの予測がありました。しかし、多摩オリエンタル法律事務所では、直近1年間の実績で、それほど債務整理の件数が増えている印象がありません。細かなデータを取得できているわけではありませんが、東京地方裁判所立川支部における破産事件の事件番号でみても、数字が伸びていない印象です。政府等のコロナ対策で、さまざまな給付金や補助金が支給され、他方で金融機関からの取り立てが緩やかとなり、相当数の債務者が救済されたということでしょうか。
一概には言えませんが,金融機関と交渉して債務整理(任意整理)をする場合,負債総額を60で割った金額が,だいたい毎月の返済額ということになります。だいたいで構いませんので,毎月の収入と支出の差額を出してみてください。これが毎月の返済額よりも数万円多いという場合は,破産をしないで債務整理が可能ですが,そうでなければ破産するべきという結論になります。