売掛金の回収を弁護士に相談するべきタイミングについて

多摩オリエンタル法律事務所では,売掛金の回収依頼を多く受け付けております。請求金額の高い低いにかかわらず,弁護士が介入するべき事案であれば対応いたしますので,お気軽にご相談ください。

もちろん,相手がきちんと代金を払ってくれる見込があれば,何も弁護士に相談する必要はありません。ただ,この代金が支払われる見込みの判断は難しいところです。そこで,売掛金の回収の不安がでたときは,次のような場合があることを頭に入れて,弁護士に相談するべきかどうか,考えてください。

① 相手が代金を支払わないと言っている 弁護士必要度★★★★★
 こちらが代金を請求しているのに,相手方が支払わないのは,相手方に何かの言い分があるということです。この場合,相手方を論破しなければ代金を支払ってもらえないし,安易に代金減額ないし放棄に応じるわけにもいかないので,法律の専門家である弁護士の支援が必要となります。

② 相手方と連絡がとりにくくなった 弁護士必要度★★★
 これは,相手方が資金繰りに窮している兆候です。代金を支払わない明確な理由があれば,相手方はそれを主張してくるからです。この場合,早期に法的措置をとらなければ次の③破産の状態となって,売掛金回収が極めて困難となります。

③ 相手方から破産すると言われた 弁護士必要度★★
 「金がないから支払えない。」と言われるのも,この類型です。この場合,相手方は代金を支払わないのではなく,支払えないのです。裁判になれば,相手方が争ってくることもないでしょうが,勝訴判決を得ても強制執行は困難です。しかし,「破産」というのがただの言い逃れの可能性もあるので,弁護士に相談して,売掛金の回収可能性があるかどうか判断してもらうことをしても良いでしょう。

④ 支払いを先延ばししてほしいと言われた 弁護士必要度★★★★
 支払を先延ばしにするのは,相手方が資金繰りに窮しているのです。ただ,代金を支払う意思を示しているので,まだ余裕があるのでしょう。しかし,その余裕がなくなったとき,相手方がどのような態度をとるか分かりません。そこで,相手方が代金を支払う意思を見せているうちに一筆とっておくことが上策です。ただ,ここでとる“一筆”の内容次第で売掛金回収の成否を左右することもあるので,事前に弁護士に相談しておく必要性が高いです。

⑤ 期日に代金の支払いがなかった 弁護士必要度★
 これだけでは,弁護士を介入させるべきかどうか,何とも言えません。相手方は,単に支払いを失念してしまっただけかもしれません。まずは,相手方に請求書を送付してみたり,直接連絡をとってみたりして,なぜ期日に代金の支払いがなかったか,調査してみてください。ほとんどが,上記①から④のいずれかのケースではないかと思います。

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