私,失敗しないので―私,負けないので?

先日,とある医師が書いたコラムが興味深かったので紹介します。最近医療ドラマで有名になった決めゼリフ「私,失敗しないので」というのは,あり得ないというのです。失敗したことがない医者がいるとしたら,それは経験不足の医者だろうということでした。 “私,失敗しないので―私,負けないので?” の続きを読む

多摩市・稲城市の弁護士に依頼するメリット・デメリット

 多摩オリエンタル法律事務所は多摩センター駅近くに事務所を構えているため,多摩市の方や稲城市の方からの相談が多いです。そこで,今回は,多摩市や稲城市の方が,地元の弁護士に依頼するメリット・デメリットについて説明したいと思います。

1 多摩市・稲城市の社会問題に精通している
 地元で開業していると,相談者は自然と多摩市,稲城市の方が多くなります。この地域からだと,個人からは債務整理,離婚,高齢者問題といった相談が多く,事業者からでは倒産や少額債権回収といった相談が多いです。このような地域性のある分野のノウハウが自然と蓄積していくので,地元の弁護士は地元の社会問題に精通していくことになります。

2 相談・打合せをしやすい
 弁護士との相談・打合せは,その事務所で行うことが多いです。複雑な案件だと,打合せの回数も増えますので,近所の法律事務所に依頼した方が楽です。

3 多摩市・稲城市の人脈がある
 弁護士業務には,法律知識だけではなく,医学や税務といった専門分野のみならず,業界の慣行などの知識も必要となります。弁護士が法律以外の知識を十分にもっているはずがなく,こうした周辺的な知識は,協力者に問い合わせて仕入れていくことになります。このため,弁護士には,幅広い人脈が求められます。地元で長く開業していると,自然と多摩市や稲城市での人脈が形成されていきます。したがって,地元の弁護士に依頼することは,事案解決に有利となります。

4 プライバシーは厳守
 これに対し,地元の弁護士に依頼することで,情報漏洩などを危惧される方もいます。しかし,弁護士には,法律上,守秘義務があるので,情報漏洩のリスクはほとんどないと断言できます。多摩市は人口約15万人,稲城市は人口約9万人。弁護士に相談したことが噂になるほど,小さい社会ではありませんので,地元の弁護士にお気軽に相談されたら良いと思います。

~多摩オリエンタル法律事務所~
多摩センター駅徒歩3分。夜間・休日も対応いたします。債務整理のご相談は無料です。多摩市、稲城市の方からのご相談が多い事務所です。債務整理・離婚・相続・後見等の個人事件や、売掛金回収・倒産等の法人事件の実績多数あります。

お問い合わせはこちら042-357-3561

債務整理の弁護士の依頼の仕方


 このところ,「他の弁護士に債務整理の依頼をしていたが,辞任されてしまったので,何とかしてほしい。」という相談が多いです。弁護士の辞任は,相談者本人に問題があるケースもあるので,余程のことがない限り,私が相談者にその辞任の当否を説明することはありません。ただ,話を聞いてみると,「債務整理に慣れた弁護士に依頼しなかったのだろうな。」と思われるケースも多いです。そこで今回は,債務整理を依頼する弁護士選びのポイントについて説明したいと思います。 “債務整理の弁護士の依頼の仕方” の続きを読む

人工知能(AI)の発達と弁護士業務の将来について

 昨年の話になりますが,海外で人工知能「裁判官」が開発されたとのニュースがありました。私のような法曹が起案する文章は,建前上は,すべて法律を根拠としており,“機械的”なものです。ですから,法曹分野は,人工知能による起案に馴染みやすいともいえましょう。このニュースは,「やっと現れたか」,といったところです。 “人工知能(AI)の発達と弁護士業務の将来について” の続きを読む

社長が死んだら(取締役が一人の場合)…株主総会と一時取締役等職務代行者の選任

会社は,誰かが社長(代表)にならなければなりません。その社長が,突然死んだら,その会社は活動できなくなってしまいます。ですから,社長が死んだら,早急に,次期社長(代表取締役)を選任しなければなりません。

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多摩オリエンタル法律事務所の受任件数は平均35.76件です。

多摩オリエンタル法律事務所で同時に処理している受任件数をまとめたところ,35.76件という結果がでました。多摩オリエンタル法律事務所では,毎月1回,受任事件の進捗を確認しており,そのときに事務所で何件の事件を処理しているかを把握しております。  “多摩オリエンタル法律事務所の受任件数は平均35.76件です。” の続きを読む

遺産分割協議の在り方について

―遺産分割協議をしたくても,親族疎遠で,下手に協議をもちかけたらどのような要求をされるか分からない。
そのような方もいらっしゃると思います。このような対応も分からなくもないのですが,いささか考えものです。なぜならば,こちらが何の持ちかけをしなくても,相手方がいつどのような要求をしてくるか分からないということに変わりはないからです。 “遺産分割協議の在り方について” の続きを読む