法は人を無責任にする。
私は弁護士として,日々,法律を駆使して人と交渉しておりますが,私自身は「法律に従っていればよい」という考え方は間違っていると思います。理由は次のとおりです。
“法は人を無責任にする。” の続きを読む
多摩の歴史について
法律家の仕事は,証拠から真相を究明することです。歴史家も,歴史書(供述証拠)や遺物(物証)から真相を究明しようとする点で,法律家の仕事と共通するところがあります。そのためでしょうか,私は,歴史学に興味を持っていて,ときどき多摩の歴史を考察したりしています。
“多摩の歴史について” の続きを読む
女性を土俵に上げて良いか否か
女性を土俵に上げないのは女性差別という議論がされています。このような女人禁制に合理的な理由がなければ,一定の批判は免れません。そこで今回は,この問題について多少の検討をしてみたいと思います。 “女性を土俵に上げて良いか否か” の続きを読む
人工知能(AI)の発達と弁護士業務の将来について
昨年の話になりますが,海外で人工知能「裁判官」が開発されたとのニュースがありました。私のような法曹が起案する文章は,建前上は,すべて法律を根拠としており,“機械的”なものです。ですから,法曹分野は,人工知能による起案に馴染みやすいともいえましょう。このニュースは,「やっと現れたか」,といったところです。 “人工知能(AI)の発達と弁護士業務の将来について” の続きを読む
自分に勝つということ
ふざけんじゃねえ―
ある裁判記事で,このような見出しがあるのを見つけました。裁判内容はよく分からないのですが,裁判の代理人業をやっている者の一人として,当事者のこのような気持は共有していきたいと思っています。
“自分に勝つということ” の続きを読む